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「あの蝶ネクタイ、実際に売ってたら欲しいな」——コナンを見ていて、一度は思ったことがありませんか。
わたしも子どもの頃からずっと思っていました。
ただ、いざ「じゃあ本当に買えるの?」と考えると、答えを知りません。
そこで今回は、コナンの定番装備6つを現実の製品で置き換えて、実際にいくらかかるのかを調べました。
検証のルール
対象にしたのは、原作の早い段階で出そろった定番装備6つです。
阿笠博士の発明品は全部で数十個ありますが、ここでは知名度の高いものに絞りました。
発明品の全体像は阿笠博士の発明品一覧にまとめています。
価格は2026年8月時点のAmazon実売価格です。同等品が複数あるものは、機能が近く、極端に安すぎないものを選びました。
「同じ機能を持つ現実の製品があるか」を基準にしたので、見た目の再現は問いません。
買えた4品目と値段
結論から言うと、6つのうち4つは現実の製品で置き換えられました。
ここで言う「置き換えられた」は、作中と同じ機能が現実の製品にあるという意味です。
キック力増強シューズのように、見た目だけを再現した商品は含めていません。
| コナンの装備 | 現実の製品 | 価格 |
|---|---|---|
| 蝶ネクタイ型変声機 | MAONO ゲーミングオーディオミキサー G1 NEO | 9,999円 |
| 犯人追跡メガネ | スマートタグ 2個セット | 1,455円 |
| 探偵団バッジ | 特定小電力トランシーバー 4台セット | 9,980円 |
| ターボエンジン付きスケートボード | オフロード電動スケートボード 1200W | 99,000円 |
| 合計 | 120,434円 |
総額は120,434円。
ただし、この数字には大きな偏りがあります。
スケートボードの99,000円だけで、全体の8割を占めているからです。
残りの3つを合わせても21,434円。
とくに追跡メガネの代わりになるスマートタグは、2個セットで1,455円でした。
作中では阿笠博士が何日もかけて作っている道具が、いまはコンビニの買い物ほどの金額で手に入ります。
探偵団バッジの代わりに選んだトランシーバーは4台セットです。
少年探偵団は5人なので、1つ足りない計算になります。
機能まで再現できなかった2品目
残りの2つは、金額を出せば解決するものではありませんでした。
キック力増強シューズは買えるが「音だけ」
実は、靴そのものは買えます。
子ども靴ブランドの瞬足がプロデュースしたコラボ商品が、アニメ30周年を記念して2026年7月に再販されました。
価格は8,800円です。

側面のダイヤルを回すとキリキリと音が鳴る仕様で、作中の動作を再現できます。
ただし、キック力を増強する機能はありません。
そのため今回の120,434円には含めていません。機能が再現されていないので、装備としては数えられないからです。
考えてみれば当然で、ボールを人が吹き飛ぶ勢いで撃ち出す靴が市販されていたら、それはもう凶器です。
腕時計型麻酔銃は法律の壁がある
腕時計型麻酔銃は、そもそも個人が持てません。
麻酔銃は銃刀法の対象で、所持には都道府県公安委員会の許可が必要とされています。
用途も産業用の動物麻酔などに限られます。
さらに使われる麻酔薬も、麻薬に指定されているものや、獣医師の処方・指示が必要な処方薬に分類されています。
つまり銃の側でも薬の側でも規制がかかっていて、二重に無理でした。
買えても使えない——スケボーの落とし穴
ここで、もう一段の問題が出てきます。
買えた4つのうち、電動スケートボードだけは買ったあとに手続きが必要です。
電動の乗り物は、日本では原動機付自転車の扱いになります。
2023年7月の道路交通法改正で「特定小型原動機付自転車」という区分ができ、16歳以上なら免許は不要になりました。
ただし、免許が不要になっただけです。公道を走るには次のものが要ります。
- 市区町村への登録とナンバープレートの取得
- 自賠責保険への加入
- 最高速度20km/h以下という制限
ナンバーを取り付けずに走った場合は5万円以下の罰金、自賠責保険に入らずに走った場合は1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金と定められています。
今回選んだ製品は最高40km/hなので、特定小型の枠には収まりません。公道を走るなら一般原付として登録し、免許とヘルメットが必要になります。
結果として、買った4つのうち日常でそのまま使えるのは3つ。
金額にすると21,434円ぶんでした。全体の2割足らずです。
えどはこう思う|一番すごいのは値段じゃない
ここからはわたし個人の感想です。
120,434円という数字を出してみて、正直なところ拍子抜けしました。
もっと途方もない金額になると思っていたからです。
しかも中身を見ると、スケートボード1台で8割。
残りの装備は2万円ちょっとで揃ってしまいます。
コナンがすごいのは、この4つを同時に、しかも子どもの体で使いこなしていることだと思います。
変声機で小五郎の声を出しながら、麻酔銃のタイミングを計り、バッジで探偵団に連絡し、スケボーで犯人を追う。
道具そのものより、運用のほうがよほど無茶です。
そして一番の壁は、やはり麻酔銃でした。
あれがなければ眠りの小五郎は成立しません。お
金では買えないものが物語の中心にあるというのは、よくできているなと思います。
よくある質問
Q. 蝶ネクタイ型変声機は公式グッズでも売っていますか?
はい。プレミアムバンダイでキャラクターの音声が出る商品が販売されています。
ただし収録された声が再生される仕組みで、自分の声を変える機能とは別のものです。
Q. スマートタグは何に使うものですか?
鍵や財布などの紛失防止が主な用途です。
他人の持ち物や車に無断で取り付ける行為は法律に触れる可能性があるため、あくまで自分の持ち物に使ってください。
Q. 一番安く揃えるといくらですか?
スマートタグとトランシーバーの2つだけなら11,435円です。ここから始めるのが現実的だと思います。
コナンが幼児化した経緯はAPTX4869の記事、装備を使う場面を見返したいときはアニメの配信状況にまとめています。
まとめ
- コナンの定番装備6つのうち、4つは現実の製品で置き換え可能。総額120,434円でした
- うち99,000円は電動スケートボード。残り3つなら21,434円で揃います
- 機能まで再現できないのがキック力増強シューズと腕時計型麻酔銃。靴は8,800円で買えますが増強機能はなく、麻酔銃は法律で持てません
調べてみると、思っていたより現実は追いついていました。
みなさんなら、この中のどれを最初に買いますか。よかったらX(@conanote_edo)で教えてください。









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