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「コナンって子ども向けのはずなのに、たまにとんでもなく怖い回があるよね?」——ファン同士で話すと、必ず盛り上がる話題です。わたしも子どもの頃に観た図書館の回だけは、いまだにエレベーターに乗るたび思い出します。
この記事では、アニメ『名探偵コナン』の怖い回・トラウマ回を10本にしぼって、「何話で見れるか」まで整理しました。28年見続けてきたわたしが、世代を問わず語り草になっている回だけを厳選しています。
※犯人や結末のネタバレはしませんが、各回の設定・雰囲気には触れます。まっさらな状態で観たい人はご注意ください。話数はテレビ放送データ基準で、配信サービスによって表記が異なる場合があります。
コナンの怖い回・トラウマ回 早見表【全10選】
まずは全体像から。「どの回が、どんな種類の怖さなのか」を表でつかんでから、気になる回の深掘りに進んでください。
| 話数 | エピソード | 怖さの種類 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 12話 | 歩美ちゃん誘拐事件 | 人間の怖さ | 日常が一瞬で暗転する |
| 20話 | 幽霊屋敷殺人事件 | 洋館・屋敷 | 探偵団が幽霊屋敷に潜入 |
| 34〜35話 | 山荘包帯男殺人事件 | ビジュアル系 | 包帯で顔を覆った男 |
| 50話 | 図書館殺人事件 | 追跡の恐怖 | 津川館長とあのBGM |
| 104〜105話 | 盗賊団謎の洋館事件 | 洋館・怪現象 | 時計が一斉に鳴り出す |
| 136〜137話 | 青の古城探索事件 | 古城 | 「お婆さん」は伝説級 |
| 184話 | 呪いの仮面は冷たく笑う | アニメオリジナル | 仮面だらけの館・1時間SP |
| 222〜224話 | そして人魚はいなくなった | 因習の島 | 人魚伝説が残る孤島 |
| 614〜615話 | 日記が奏でる秘密 | じわじわ系 | 無人の別荘から響くピアノ |
| 754〜756話 | 赤い女の惨劇 | 都市伝説 | 「赤女」の言い伝えと15年前の事件 |
こうして並べると、幽霊や呪いが「本物」として出てくる回はひとつもないことに気づきます。すべて最後に種明かしされる、人間の事件。それなのに怖い——ここがコナンのホラー回のすごいところです。
殿堂入りトラウマ3選【まず観るならこの3本】
10本の中でも、ファンの間で「別格」扱いされ続けている3本から紹介します。1本だけ選ぶなら、ここから選んでください。
図書館殺人事件(50話)
トラウマ回の代名詞です。麻薬密売の疑いがある図書館に、コナンと少年探偵団が閉館後もぐり込んで証拠を探すうち、殺人を隠した津川館長に気づかれてしまいます。ここからが本番。逃げ込んだエレベーターの階数表示がゆっくり動き、扉が開くたびに……という追跡が延々と続きます。
血が飛ぶわけでも、お化けが出るわけでもありません。「優しそうなおじいさんが豹変する」「逃げ場のない建物で子どもが追われる」。このふたつだけで、放送から約30年たった今もいちばん怖い回として名前が挙がり続けています。不気味なBGMも語り草です。
津川館長の怖さについては名物犯人ベスト7の記事でも、圧倒的No.1として詳しく書きました。
山荘包帯男殺人事件(34〜35話)
初期コナン屈指のホラー回です。山奥の山荘に、顔を包帯で覆った男が現れる——設定を一行書くだけで、もう怖いですよね。初期ならではの陰影の濃い作画も相まって、画面全体がホラー映画の空気をまとっています。
前後編でじわじわ追い詰められていく構成なので、夜ひとりで観るのはおすすめしません。わたしは再放送で観た世代ですが、包帯男が画面に映るカットは今でも鳥肌ものです。
青の古城探索事件(136〜137話)
Xでトラウマ回の話題になると、必ず名前が挙がる回です。奥多摩へキャンプに出かけた少年探偵団と阿笠博士が、道に迷った森の中で古びた洋館「青の古城」にたどり着きます。ひと晩の宿を借りたはずが、夜の城内でコナン、そして博士までもが次々と姿を消していく——。
この回を伝説にしたのが、あの「お婆さん」です。暗闇で灰原の足をつかむ場面は、種明かしを知ってから見返しても背筋が冷えます。灰原が探偵団に加わって間もない時期の、彼女がメインで動く貴重な2話でもあるので、灰原ファンにもぜひ見てほしい回です。
タイプ別で選ぶ怖い回【残り7本】
残りの7本は「怖さの種類」で分けました。自分が味わいたい怖さから選んでみてください。
洋館・屋敷系|建物そのものが怖い
幽霊屋敷殺人事件(20話)は、少年探偵団が近所で「幽霊屋敷」と呼ばれる屋敷に踏み込む回。探偵団シリーズの原点にあたる怖さで、入門編にちょうどいい1本です。
盗賊団謎の洋館事件(104〜105話)は、ミステリー作家から届いた手紙をきっかけに、小五郎たちが「怪現象の起きる洋館」を訪ねる回。家中の時計が一斉に鳴り出す場面は、あとで種明かしがあるとわかっていてもゾッとします。
呪いの仮面は冷たく笑う(184話)は、アニメオリジナルの1時間スペシャル。壁一面に仮面が飾られた豪邸で、主人の遺体が仮面に囲まれて見つかるという導入からすでに不穏です。原作の制約がないアニオリ回はホラー演出を振り切れるのが特徴で、この回はその代表格。無数の仮面がこちらを向いて並ぶ画は、集合体が苦手な人には別の意味でも刺さります。
「人間が一番怖い」系|怪奇現象ゼロで怖い
歩美ちゃん誘拐事件(12話)には、怪しい洋館も古城も出てきません。舞台はふつうの街です。だからこそ、探偵団のいつもの日常が一瞬で暗転する怖さがあります。放送順で最初期にあたるので、「コナンは始まってすぐの頃から本気だった」と実感できる回でもあります。
日記が奏でる秘密(614〜615話)は、誰もいないはずの別荘からピアノの音が聞こえてくる回。中で見つかる日記の記述が、読み進めるほど不穏さを増していきます。派手な演出はないのに後を引く、じわじわ系の代表です。
因習・都市伝説系|土地の空気が怖い
そして人魚はいなくなった(222〜224話)は、人魚伝説が残る孤島が舞台の3部作。「儒艮(じゅごん)祭り」という祭りをはじめ、島全体の空気がほとんど横溝正史の世界です。
赤い女の惨劇(754〜756話)は、15年前に刺殺事件のあった貸し別荘で、「赤女(あかめ)」の言い伝えをめぐる騒ぎが起きる3部作。比較的近年の回ですが、ホラー演出のキレは初期にまったく負けていません。
怖い回はどこで見返せる?
「観たくなったけど、初期の回って今どこで見れるの?」という人のために、見返す手段を整理しておきます。
TVシリーズの配信状況はサービスごとにかなり違います。どのサービスが何話まで観られるかはコナンのアニメ配信サービス比較記事に一覧でまとめているので、先にそちらで確認するのが早いです。劇場版もあわせて見返したい人はU-NEXTの劇場版配信まとめをどうぞ。
配信で見つからない回まで確実に押さえたいなら、宅配レンタルという手もあります。
劇場版・TVアニメ・OVAをすべて網羅して観たいなら、宅配レンタルが最強です。配信されていない過去作も30日無料体験で試せます。
えどはこう思う|なぜ「夕方アニメ」がここまで怖くできたのか
わたしは、初期コナンの怖さの正体は「子どもの目線の高さ」だと思っています。図書館も、幽霊屋敷も、歩美ちゃんの誘拐も、怖い目にあうのは子どもたち。対抗する力を持たない子どもの視点から大人の悪意を見上げる構図が、同じ事件を大人の目で見るより、ずっと怖くしているんです。
もうひとつは「幽霊の不在」です。コナンの怖い回は、最後に必ず人間の仕業だと種明かしされます。それなのに怖さは消えない。むしろ「呪いより、人間のほうがよほど怖いことをする」という後味が残る。ホラーとして、こちらのほうが上等だとわたしは思います。
それにしても、これを夕方の時間帯に全国放送していたわけです。翌日の学校で「昨日のコナン観た?」と大騒ぎになったのも当然ですよね。わたしもその中のひとりでした。
まとめ|あなたのトラウマ回はどれ?
最後に要点を3つだけ。
- 迷ったら殿堂入り3本(図書館50話・山荘包帯男34〜35話・青の古城136〜137話)から
- コナンの怖さは幽霊ではなく「人間」。種明かしされても効く
- 話数表記は配信サービスで異なることがあるため、タイトルでも確認を
Q. 結局、いちばん怖いのはどれ?
わたしは図書館殺人事件(50話)を推します。直球の怖さなら山荘包帯男、後味の悪さなら日記が奏でる秘密です。
Q. 子どもと一緒に見ても大丈夫?
血の描写より「追われる怖さ」が中心なので、ホラー映画ほどの刺激はありません。ただ、図書館と山荘包帯男は今の子どもでも普通に怖がると思います。まずは幽霊屋敷(20話)あたりから様子を見るのがおすすめです。観る順番に迷ったらコナンを見る順番ガイドもどうぞ。
怖い回を一気見したあとは、恋愛回・ラブコメ回まとめで心の回復もできます。みなさんの「夜に思い出したくないトラウマ回」はどれですか?ぜひX(@conanote_edo)で教えてください。

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